単身シニアこそ意識したい!いつまでも若々しくあるためには?
おひとりさまだからこそ、若々しく
仕事にやりがいを感じているうちに婚期を逃してしまった人、意見の食い違いで離婚した人。また、結婚相手と死別してしまったという人…。様々な理由で単身者となっている方がいるかと思いますが、最近では「おひとりさま」という言葉が一般的になっているように、単身であることを気楽で快適に思う人が増えているのかもしれません。
もちろん孤独を感じることもあるとは思いますが、おひとりさまをさみしいと感じている人は、自分がやってみたいことやどのように歳をとりたいのか、将来のビジョンを描いてみることをおすすめします。社会の一員としてできることを考え、世の中に必要とされていることがわかれば、若々しく前向きな気持ちになれるはずです。
趣味や運動よりも、「人とのつながり」
家にひとりでいると、起きた格好のまま一日を過ごし、食事も買ってきたもので済ましてしまいがちです。いつまでも若々しくいるためには自由な生活に慣れすぎないよう、生活にメリハリをつけなければいけません。お気に入りの服を着ておしゃれな料理を作ってみたり、新しいことを始めるのがおすすめです。
最近はパソコンやスマートフォンでも、様々なSNSを駆使すれば人とのつながりを持つことができますので、趣味や仕事を通して色々な年代の人とコミュニケーションをとり、モチベーションをアップさせたいものです。運動や趣味よりも、「家族以外の人との関わりやコミュニティ」を持っている人の方が、寝たきりになるリスクが減るという統計もあるようです。
資格取得や起業など、定年前に考えておく
おひとりさまは、特に定年後どのような生活をしたいか、前もって計画立てることが大切です。これまでのキャリアを活かすか、新しい資格を取得して再就職の幅を広げるか。専門の知識を生かして起業してみるという手もあるでしょう。実際、ミドルシニアやシニアの資格取得率は年々増えており、主な理由は「ボケ防止」や「日常生活に活かすため」といったものです。挑戦する気持ちを持っておくことが、心の健康を保つことにつながります。
キャッシュフローを確認し、コツコツと貯蓄を
大切なお金の話ですが、年金生活を送ることになれば収入は減少しますので、うまくやりくりをしていかなければいけません。そのため、日頃から生活にかかっているお金を計算し、老後のための貯蓄を殖やしておく必要があります。
家計簿をつけて粗方の収支を把握し、節約できそうな項目はありそうか、またはアルバイトやパートで補填できそうか、まずは自分なりに探ってみる方法をおすすめします。そうすれば、近年メディアが騒ぎ立てている「老後に必要な貯蓄は何千万」という煽りも気にならなくなるでしょう。
ひとりの気楽な時間を確保するためにも
「おひとりさま」とは言えど、人はひとりでは生きていけません。ひとりの気楽な時間を確保するためにも、健康面や金銭面の管理は自分で抜かりなくやりつつ、歳を取っても積極的に「人との関わり」を求め、社会の一員でありたいものです。
最新更新日 2018.06.26