定年後に備えるシニアの再就職におすすめな資格「ボイラー技士」

目次

再就職の準備

年金の支給は、段階的に65歳からへと移行していきます。60歳で定年退職をしても、年金の支給が開始されるまでの5年間はどのように暮らせばいいのでしょうか。

また、年金は支給されても「社会とつながっていたい」という方や「老後の万一の備えに収入を得たい」という方は、70歳から80歳くらいになってもバリバリ仕事をしていたいという希望があるでしょう。

ここで選択肢の1つにあるのが、「シニア世代の再就職」です。しかし、再就職先がなかなか見つからず、途方に暮れなければならないということは考えにくいことではありません。

ですから、定年後に向けてしっかりとした準備が必要で、再就職する際に必要な資格があるならば、目標を決めて取得の計画をたてていかなければなりません。

おすすめのボイラー技士とは

そこで今回は、定年後に中高年が再就職するときに有利となる資格の1つとして、「ボイラー技士」を紹介したいと思います。ボイラーとは、お湯を沸かしているやかんのようなイメージで、工場の生産ラインや冷暖房、火力発電所等に使われています。

ボイラー技士は、これらのために使われるボイラーを稼働させるのに必要な人材です。

ボイラー技士の等級は、特級と1級、2級の3つに分けられ、取り扱うことのできるボイラーの規模が異なってきます。特級は全ての規模のボイラーが、1級は伝熱面積の合計が500㎡、2級は25㎡のボイラーの取扱作業主任者になることができます。

2級ボイラーの給与の相場は、正社員以外なら10から25万円、正社員なら17から34万円程度ということです。

取得までの道のり

はじめてボイラー技士取得する際には、2級から受験することになります。

ボイラー技士2級の試験内容は、択一式の40問が出題されます。ボイラーの構造に関する知識や、取扱いについての知識、燃料・燃焼に関する知識、また関係する法令に関する問題になっています。

試験時間は3時間で、2級の合格率は50%程度です。

しっかりと求人の確認を

ボイラー技士は、年齢をあまり考えなくても取得して損はない資格です。それなりの会社に勤めることができれば、資格手当が支給されることもあります。

ビルや建物の管理を行う企業に再就職・転職するのに有利な資格といえますが、近年では資格がなくとも取り扱える小型貫流ボイラーを設置する施設も増えてきているのが現状です。

ですから、もし自分がボイラー技士の資格を取得したら、身の回りではどのような求人があるのか、ということはハローワークなどで事前に調べておく方が、資格を取得してから後悔することがないように思えます。

最新更新日 2018.01.11

関連キーワード

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。情報に誤りがあればご報告ください。
この記事について報告する
この記事を家族・友だちに教える

人気ランキング

お役立ち情報

キーワード

#貯金#節約#生活費#省エネ#リバースモーゲージ#不動産#パソコン#アプリ#介護#健康保険#再雇用#定年#雇用保険#失業保険#医療保険#資格#通信費#求人#アルバイト#電子マネー#年金#転職#就職相談#家計簿#高年齢雇用継続給付#シニア割引き#割引#スマホ#光熱費#生活保護#給付金#認知症#教育訓練給付#高齢者雇用#就業事情#健康寿命#スキルアップ#習い事#継続雇用制度#ダイバーシティ#在宅ワーク#シニア雇用#資格講座#簿記#通信教育#自分磨き#賃貸経営#会社設立#トライアル雇用制度#持病#再就職#タクシードライバー#免許取得支援制度#コンビニチェーン#シニア採用#警備員#夜勤#食生活アドバイザー#グランドシッター#保育士試験#クラウドソーシング#住宅#ファッション#早期退職#宅建#パートタイム#労働力不足#シニアクルー#手に職#求職活動#職業訓練#NPO#非営利組織#派遣会社#求職者雇用支援機構#公的職業訓練制度#新規就農者#独立就農#社会保険労務士#ねんきん定期便#基礎年金番号#自動車#保険#被服費#面接#経営#セカンドライフ#助成金#交通費#お得な制度#定年制度#起業#終活#シニア#節税#アクティブシニア#デジタル内職#ネット内職#シニア生活アドバイザー#調理師#インストラクター#事務職#デスクワーク#女性#国家資格#時給#データ入力#コンビニ#株式会社高齢社#加藤製作所#シニアと企業#職業能力開発校#講習#実技#カリキュラム#職業訓練学校#ハローワーク#単身#貯蓄#医療制度#在職老齢年金#資産運用#PR記事#外食