定年後の資産運用もばっちり?ファイナンシャルプランナーの資格

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資産運用や再就職の武器となる資格

近年、少子高齢化の進行や年金制度破たんへの懸念、医療費改定などの社会不安から、お金に関する将来の生活設計について早い時期から真剣に考える人が増えています。それに伴い、お金のエキスパートである資格、ファイナンシャルプランナーのニーズや求人が高まりを見せています。

ファイナンシャルプランナーは顧客に適切な資産設計のアドバイスをするのが主な仕事ですが、年金、不動産、税金、資産運用、相続、保険と生活に密着した幅広い内容を扱うため、なかには自分自身で資産運用や税金対策の知識を得るために取得する人もいます。

取得していれば、お金に関する知識を一通り習得しているとみなされるので、会計事務所や不動産会社、金融業界への転職や再就職には有利に働くことが多いとされています。

一般的にファイナンシャルプランナーとして認められる資格は大きく分けて、国家資格の「ファイナンシャル・プランニング(FP)技能士」と民間資格の「アフィリエイテッド・ファイナンシャルプランナー(AFP)」、「サーティファイド・ファイナンシャルプランナー(CFP)」があります。

国家資格「FP技能士」の試験、勉強時間は?

FP技能士は日本FP(ファイナンシャル・プランナーズ)協会と金融財政事情研究会の2つの団体が実施している「ファイナンシャル・プランニング(FP)技能検定試験」に合格すると取得できる資格で、一度取得すれば生涯有効です。1級から3級まであり、試験は年3回実施されます。

実務経験があるなど、特定の条件を満たせば3級から順を追って受ける必要はなく、実務に活かせるのは2級からとされています。
3級は入門レベルの資格で、合格率は50%から70%と高く、全く知識がない人でも過去問を何度か解けば合格できる程度の難易度です。

2級の合格率は35%程度ですが、行政書士や社会保険労務士のような他の国家資格に比べれば取得しやすく、一般的に必要な勉強時間は300時間程度、準備期間は3~4カ月とされています。

1級となると難易度は各段に上がり、合格率は10%程度に。一発合格する人も非常に少なくなります。試験範囲も2級、3級よりも広く、過去問やメインの参考書を繰り返し解くというだけでは太刀打ちできない内容が出題されることもあるようです。

民間資格「AFP・CFP」の有効期限、難易度は?

AFPとCFPはどちらも日本FP協会が認定する民間資格で、AFPの上級資格がCFPという位置づけです。FP技能士との一番の違いは、AFPおよびCFPには有効期限があることです。

資格を更新するためには、資格認定後に定められる継続教育期間中(おおよそ2年間)に、AFPは15単位以上、CFPは30単位以上取得しなければならない等の条件があります。

資格の取得後も常に知識を習得し、スキルを高めていく必要があるわけです。難易度は、AFPが2級FP技能士、CFPが1級FP技能士とそれぞれ同レベルとされています。

なお、2級FP技能士を取得していれば、日本FP協会が認定する研修を受講した後に登録するだけでAFPの認定を受けられます。CFPは非常に高度な内容が問われる難関資格ですが、北米、アジア、ヨーロッパ、オセアニアを中心に世界24カ国・地域(2017年2月現在)で導入されており、世界に通用するFPの最高峰ともいえる資格です。このあたりも国内のみで通用するFP技能士との違いといえるでしょう。

仕事に活かすor独立を目指すのであれば、FP2級から取得を

では、これらの資格のうち、ファイナンシャルプランナーを目指す人はどれを受けるべきなのかというと、まずはAFPの認定要件にもなっており、実務や実生活に幅広く活用することができる2級FP技能士から受けるのがいいでしょう。

金融系の実務経験が豊富で、プロフェッショナルとして活躍したいと考えている人であれば、CFPまでチャレンジしてみるのもいいかもしれません。

また、ファイナンシャルプランナーはお金に関する知識を浅く広く習得する資格ですが、他の専門性の高い資格と組み合わせることで、特定の分野を強みとすることもできます。

例えば、宅建取引士とファイナンシャルプランナーを組み合わせれば住宅ローンの専門家として、行政書士と組み合わせれば遺産相続問題の専門家として、より緻密で質の高い提案やアドバイスができることでしょう。

もちろん、このようなダブルライセンスを目指すとなると、その分費用や勉強時間の負担が増えますが、これらの資格は試験範囲が重複している部分もあり、効率よく勉強することも可能です。スキルを高めれば独立開業して高額な収入を得ることも夢ではないので、検討してみるのもいいかもしれません。

最新更新日 2018.05.16

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